銀河と銀河系の違いは?|中学理科・入試対策にも役立つ知識!

「銀河」と「銀河系」って、何が違うの?
中学3年生の理科(天体分野)を教えていると、多くの生徒がこうした質問をしてきます。
名前がよく似ていて、混乱しやすい言葉ですよね。
中学理科では、こうした用語の意味をしっかり理解しているかどうかで、模試や高校入試の得点に差がつくこともあります。
宇宙がちょっと苦手な人でも、すっきり理解できるようにわかりやすく紹介します。
テスト対策・入試対策にもつながるので、ぜひ最後まで読んでみてください!
本題に入る前に:宇宙の基本用語を確認しよう

銀河や銀河系の話に入る前に、まずは中学理科でよく出てくる宇宙用語をかんたんに整理しておきましょう。
これらの意味を知っておくと、このあとの内容がぐっとわかりやすくなります。
- 恒星 … 自分のエネルギーで輝く天体のこと(例:太陽)
- 惑星 … 恒星のまわりを公転する天体のこと(例:地球)
┗ 惑星は、「自分では光らず、ほぼ球形で、他の天体のまわりを回っていない」という定義もあります。 - 衛星 … 惑星のまわりを回る天体のこと(例:月)
「太陽は星の一つ」への違和感を払拭したい方はこちらの記事をオススメします。
恒星・惑星・衛星の違いをはっきりさせたい方はこちらの記事で解決しましょう!
ここから今回のメインテーマに入ります!
銀河とは?恒星が集まってできた巨大な宇宙の島
宇宙には、太陽のように自分のエネルギーで輝く「恒星」が無数に存在しています。
これらの恒星が、なんと1000万〜100兆個も集まって、ひとつの巨大な構造をつくっている――それが「銀河」です。
🔹 覚え方:銀河 = 恒星の集まり
銀河には、恒星のほかにも「惑星」「星間ガス」「ちり」などがふくまれ、全体が渦を巻くような形をしていることもあります。
銀河の大きさは?
銀河のスケールはとてつもなく大きく、直径は数万〜数十万光年にも及びます。
(※1光年 = 約9兆5千億km)
光の速さでも端から端まで10万年かかるという、まさに“宇宙の島”です。
有名な銀河:アンドロメダ銀河
宇宙には、私たちの銀河以外にも数え切れないほどの銀河が存在します。
その中でも特に有名なのが、アンドロメダ銀河です。
- 地球から約250万光年離れている
- 肉眼でも観測できる(空が暗ければ)
- 約45億年後に天の川銀河と衝突する可能性がある
銀河についての整理
- 銀河 = 恒星の集まり(1000万〜100兆個!)
- 「アンドロメダ銀河」など、有名な銀河がある
銀河系とは?太陽も含まれる“特別な銀河”
「銀河系」は、たくさんある銀河の中でも私たちの太陽系が含まれている銀河のことを指します。
「銀河のひとつが銀河系」と覚えるとわかりやすいです。
🔹 覚え方:銀河系 = 太陽を含む銀河 → 銀河のひとつが銀河系!
「天の川」と銀河系の関係
夜空に見える「天の川」は、実は私たちが住んでいる銀河系の一部を内側から見た姿です。
星が帯状に連なって光って見えるのは、銀河系にある無数の恒星や星間物質が集まっているからです。
銀河系の大きさと果ては?
銀河系の直径は約10万光年。
しかしその外側には、銀河系の重力に引かれている「銀河ハロー」と呼ばれる薄い星やガスの層が広がっています。
このハローを含めると、銀河系はもっと大きな範囲に広がっています。
※銀河ハローは高校入試ではあまり登場しませんが、興味のある人は覚えておきましょう!
銀河系の仲間たち
銀河系は宇宙の中で孤立しているわけではありません。
近くには「アンドロメダ銀河」や「三角座銀河」などの仲間があり、これらを含めて「局部銀河群」と呼ばれています。
これらの銀河は重力でつながり、ゆっくりと動いています。
※局部銀河群は高校入試ではあまり登場しませんが、興味のある人は覚えておきましょう!
銀河系の整理
銀河系 = 太陽系を含む私たちの銀河
銀河の一つが銀河系
夜空の「天の川」は銀河系の一部を見たもの
英語で見ると違いがよくわかる!

「銀河」と「銀河系」の違いは、実は英語で考えるとよりハッキリします。
- 銀河(a galaxy)
→ 数ある銀河のうちの1つ。たとえばアンドロメダ銀河なども含まれます。 - 銀河系(the galaxy)
→ 太陽系をふくむ「私たちの銀河」のことを、英語では特別に the galaxy と呼びます。
🔍「a」は「いくつかある中の1つ」、「the」は「特定のもの」を表す、という英語の文法のルールが、そのまま意味の違いを表しています。
つまり、「銀河系」は“特定の銀河(=the galaxy)”なので、「the」がついているというわけですね。
英語の感覚で覚えておくと、理科の知識もスッキリ整理できます!
まとめ|銀河と銀河系、ちがいを説明できるようになろう!
今回の内容をもう一度、すっきり整理しましょう。
- 銀河(a galaxy):恒星が何千万~何兆個も集まった巨大な天体。アンドロメダ銀河など多数ある。
- 銀河系(the galaxy):私たちの太陽系が属する特別な銀河。天の川として夜空に見える。
🔹ポイント:銀河のひとつが“the galaxy”=銀河系!
英語の「a galaxy / the galaxy」の違いでイメージすると、記憶にも残りやすいですよね。
理解できたかチェック!
この記事で学んだことを自分の言葉で説明してみよう!
- 銀河ってどんな天体?
- 銀河系と天の川の関係は?
- 英語の表現でどう違う?
次に読むべき記事:理科は「認識のずれ」を修正して攻略!
理科は5教科の中でも特に、「認識のずれ」の修正が重要な科目です。
この記事では『「銀河」と「銀河系」という用語の認識のずれ』を扱いました。
「宇宙の構造・天体の分類」の単元では他に、
太陽は星の一種?|The Sun is a star. の記事で
『「星」とは何かという認識のずれ』を修正することをおすすめします。
恒星・衛星・惑星の違いについて整理している
恒星・惑星・衛星の違いは?|中学理科・入試対策にも役立つ知識! の記事もぜひチェックしてください。
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