東京都 都立高校入試数学 完全解析 正答率から立てる戦略【動画付き】
こんにちは、林個別指導塾です。
この記事では東京都 都立高校入試 数学 について、正答率から立てる戦略を解説をします。
どの問題は取り組むべきなのか、またどの問題は一旦飛ばすべきなのかを正答率から判断していきましょう。
高校受験に向けて本格的に準備を始めたい、模試を受けているけど合格点に届かない…
そのような方はぜひこの記事でヒントをつかんでいってください。
この記事を読んで分かること
東京都 都立高校入試 数学 小問ごとの正答率
東京都 都立高校入試 数学 小問ごとの正答率から立てる戦略
東京都 都立高校入試 数学 目標点数ごとのプラン
東京都 都立高校入試 数学の出題傾向
東京都都立入試数学の出題傾向はこちらで説明しています。
未読の方は先にこちらを読んで、出題傾向についてつかんでください。
東京都 都立高校入試数学 年度ごとの正答率
ここで2024年、2023年、2022年の正答率についてみていきます。
2024年度
薄いオレンジ色が正答率50%以上の問題。
濃いオレンジ色が正答率30%以上の問題。
この年は例年より大問2番、大問5番の正答率が高い年でした。
2023年度
2023年度は平均点の低い年。
大問2の1番や大問3の2番、大問4の2番の正答率が低い年は、平均点の低くなりがちです。
逆に言うと、それら3問は基本+α の問題ということですね。
2022年度
2023年と同様に平均点は低めですが、色のついている小問は多め。
どの問題も標準レベルであれば解ける状態にしておくと、この年はかなりの点数が見込めましたね。
3年分の正答率解析からわかること
- どの問題も標準レベルであれば解ける状態にしておく(正答率50%以上が解ける状態)と、平均点越えは可能
- 大問2~5は、年度によって正答率にむらがある
- 大問2の1番や大問3の2番、大問4の2番の正答率が低い年は、平均点の低くなりがち
東京都 都立高校入試 数学 問題ごとの例年の正答率を解析
3年分の正答率をさらに解析して、問題ごとに例年の正答率についてみていきます。
正答率50%以上の問題
濃いオレンジ色の問題が、3年間常に正答率50%以上の問題。
現在のスコアが52点以下の方は、まずはこの問題たちからクリアするべきですね。
薄いオレンジ色の問題は、3年間で一度は正答率50%を超えたもの。
ちなみにこれらの問題は3年間常に正答率30%は超えています。
これらの問題の中から難問が出題されうることは年都に置きつつも、73点得点するためにはクリアしたい問題たちですね。
正答率30%以上の問題
大問2の2番と大問5の1番は年度によっては正答率30%を切ることもあります。
大問3、4、5のラス問は簡単な年度でも正答率30%を超えることはないようです。
このあたりから73点を確保する戦略、それ以上を得点するためにどの問題をクリアするべきなのかが見えてきますね。
東京都 都立高校入試数学 目標点数ごとの取るべき戦略
目標点数60~73点の人が取るべき戦略
大問1を完答。
大問2は問1(解けないことも織り込み済み)。
大問3は問1がマストで問2は標準レベルであれば解く。
大問4は問1がマストで問2(問2は5年に1回程度、難問が出題される)を得点。
この戦略で行きましょう。
難しい問題を2問間違えると、点数が60~63点です。
完答できれば73点です。
目標点数73点以上の人が取るべき戦略
大問1は完答。
大問2は問1がマスト。
大問3は問1、2がマスト。
大問4は問1,2がマスト。
大問5は問1をクリアする。
大問2の問2はたまに正答率30%超えの問題が出題されます。
こちらも得点の候補に入れておくと78点得点が見込めます。
78点以上得点する場合は、大問2~5すべてに対応して、その年難度が低かったものがクリアできる力を養いましょう。
まとめ
東京都 都立高校入試 数学 小問ごとの正答率
東京都 都立高校入試 数学 小問ごとの正答率から立てる戦略
東京都 都立高校入試 数学 目標点数ごとのプラン
それぞれについて説明をしていきました。
自分の取るべき戦略がつかめた方は、ここから各大問について攻略をしていきましょう。
当たり前ですが、正答率が高いといえどもしっかりと対策をしないと得点は見込めません。
大問1の7~9番
大問3の2番
大問4の2番
これらは特に準備がものをいう問題です。
ぜひ万全の対策を行ってください。
大問ごとの対策方法
問1~5の各大問についての対策方法も説明しているので、自分の戦略が固まった方は次にこちらに進んでください。
大問5番対策(準備中)
各大問について、動画での解説もついています。