東京都 都立高校入試 数学 大問4の傾向と対策【動画付き】

こんにちは、林個別指導塾です。

この記事では「東京都 都立高校入試 数学 大問4の傾向と対策」について解説をします。

高校受験に向けて本格的に準備を始めたい、模試を受けているけど合格点に届かない…

そのような方はぜひこの記事でヒントをつかんでいってください。

東京都 都立高校入試 数学 大問4の配点と出題傾向、大問4で得点するためにやるべきことについて説明をします。

この記事を読んで分かること

東京都 都立高校入試 数学 大問4の配点と出題傾向

東京都 都立高校入試 数学 大問4で得点するためにやるべきこと

東京都 都立高校入試 数学 大問4小問ごとのアドバイス

東京都 都立高校入試 数学大問4の配点と出題傾向

平面図形の問題で配点は17点

東京都都立入試数学の大問4は平面図形の問題です。

問題が3問配点が17点です。

問2は記述問題で7点配点の問題です。

問1、問2を確実に得点することで78点以上の得点が見込めます。

試験本番まで時間がない、かつ本番は61点でOKという方は大問1~3でうまく得点することも一つの手です。

小問ごとの出題傾向は決まっている

問題構成についても見ていきましょう。

各小問ごとに出題形式が決まっていることも東京都の都立高校入試 数学の特徴です。

問1は文字式で角度を答える問題(解答は選択制)

問1は文字式で角度を答える形式の問題です。

ある角の角度が文字で与えられて、それを踏まえて問われた角について考える問題です。

解答を得るまでに三手ほど考えないといけないものが多く出題されます。

難解な代わりに解答が選択式であることも問1の特徴ですね。

問2は証明の記述問題

問2は証明の記述問題です。

合同を証明する問題相似を証明する問題が出題されます。

レアなケースとしては、二等辺三角形であることの証明などもあります。

大問2番の問2と大問4番の問2、どちらも証明の記述で配点が7点です。

問3は線分の長さ、面積などが問われる問題

問3はいわゆる平面図形の難しい問題です。

線分の長さや面積、またはそれらの比が問われることが多いです。

年度によっては全問題の中で一番難しいものになりうるのが問3番です。

東京都 都立高校入試 数学 大問4で得点するためにやるべきこと

東京都 都立高校入試 数学 大問4の配点と出題傾向についてつかんだところで、次は「東京都 都立高校入試 数学 大問4で得点するためにやるべきこと」について把握をしましょう。

大問2~5はそれぞれ各大問に向けた対策をしないと今以上に得点することが難しいです。

まず大問4で何点確保したいかを考える

大問4は捨てる。

これも一つの戦略です。

試験本番で61点が取れればOKな場合は大問4の対策に時間をかけることはオススメしません。

大問1~3をしっかり対策して、本番でもそれらに時間を使って確実に得点するべきです。

逆に78点は得点したいという場合は、大問4は必ず対策しなければいけません。

自分が取るべき点数に応じて大問4への取り組みが変わってくるので、まずはそこをしっかりと定めましょう。

演習の際に毎回図形を描く 問1~3共通

これは図形問題すべてに通ずることです。

図形の演習をしっかりと蓄積するためには、演習の際に毎回図形を描くことがマストです。

図を文章に沿って描く。

図形に線を書き足すたびにその効果を考える。

少し時間がかかる作業ですが、図形を読むとは「文章に沿って図形を自力で書くこと」だと考えてください。

問1、問2、問3関係なく図を描きましょう。

証明の記述練習をする 問2

問2の証明問題は自分の中にフレームがないと難解なものです。

しかし、慣れてしまえばかなり簡単な部類に入ります。

つまり、練習の差が付きやすい問題ということです。

  • 中学2年生4章の証明問題
  • 中学2年生5章の証明問題
  • 中学3年生5章の証明問題

まずは中学2年生4章の証明問題を完璧にしましょう。これが型になります。

それから中学2年生、3年生の5章の証明問題に手を付けましょう。

東京都 都立高校入試 数学 大問4小問ごとのアドバイス

こちらは動画でも解説をしているので、そちらもぜひ参考にしてください。

問1 図形の性質をに向けるように 最悪答えから逆算してでも解く

大問2番と同じことが大問4番でも言えます。

問1は結構ごり押しでも解けることが多いです。

図形の性質が見抜きにくい場合はそれでも大丈夫です。確実に得点することが最優先です。

しかし、問1で図形の性質をうまくつかめると、問2、問3に取り組むための大きなアドバンテージになります。

特に問3で得点することを目指している方は、問1はごり押しではなく、規則性を見抜いた解答を心掛けてください。

問2証明のフレームを身に付ける

大問4番で対策するべきことでもお話ししましたが。

証明のフレームを身に付ける、これが重要です。

実際の授業やYouTubeの動画で繰り返し説明しているのですが

  • 文章に沿って図形を描く
  • 対称の図形を抜き出して、はじめに描いた図形の下に描く
  • 図形であたりをつけてから証明を始める

このフレームを踏むことをオススメします。

演習がしっかりと蓄積されるためには、やっつけの解法ではダメです。

問3 砂時計、ピラミッド、傘に着目する

こちらは動画(4:18~)で解説しています。

大問4の問3の演習を重ねていけると、大問5の問1や問2で得点できる可能性も上がります。

本番で78点以上得点するためには必要な対策です。

ただし逆に言うと、78点得点せずとも入試を突破できる場合は優先度が落ちるところでもあります。

ください。

まとめ

大問4はそもそも対策をするべきか、から考えるべき問題です。

61点でOKなのであればまずは大問1~3、そしてほかの科目の演習をしましょう。

78点取る必要がある場合は図形を描く、証明のフレームを身に付けることを優先して演習しましょう。

78点以上取る必要がある、自主作成校の受験と迷っているという場合は問3までしっかりと対策をしましょう。

動画で説明している砂時計、ピラミッド、傘が見抜けるように演習をする必要があります。

その演習で副次的に大問5の得点率も上がるので、高得点が必要な方はぜひそのトレーニングをしましょう。

東京都 都立高校入試 数学 全体の傾向と対策はこちら

「東京都 都立高校入試 数学 全体の傾向と対策」では大問1から5についての大まかな説明、61点を取るプランと78点を取るプランについて説明しています。

未読の方はぜひこちらも参考にしてください。

大問4以外の解説はこちら

Follow me!

東京都 都立高校入試 数学 大問4の傾向と対策【動画付き】” に対して3件のコメントがあります。

コメントは受け付けていません。