東京都 都立高校入試 数学 大問1の傾向と対策【動画付き】

こんにちは、林個別指導塾です。

この記事では「東京都 都立高校入試 数学 大問1の傾向と対策」について説明をします。

高校受験に向けて本格的に準備を始めたい、模試を受けているけど合格点に届かない…

そのような方はぜひこの記事でヒントをつかんでいってください。

東京都 都立高校入試 数学 大問1の配点と出題傾向、大問1で得点するためにやるべきことについて説明をします。

動画でも解説をしています。こちらもぜひご覧ください。

この記事を読んで分かること

東京都 都立高校入試 数学 大問1の配点と出題傾向

東京都 都立高校入試 数学 大問1で満点を取るためにやるべきこと

東京都 都立高校入試 数学大問1の配点と出題傾向

小問集合で配点は46点

東京都都立入試数学の大問1は小問集合です。
問題が9問配点が46点です。

大問1だけで100点中46点も配分されています。

ここを満点で突破することが東京都の高校受験を突破するための最初のステップです。

小問ごとに出題されるものが決まっている

問題構成についても見ていきましょう。

各小問ごとに出題されるものが決まっていることも東京都 都立高校入試 数学 大問1の特徴です。

問1~6は計算問題

各小問で問われることまで決まっています。

  1. 正負の数
  2. 文字式
  3. 平方根
  4. 一次方程式
  5. 連立方程式
  6. 二次方程式

問7は確率・統計の問題

確率・統計は各学年の3学期で扱う単元です。
この分野から何が問われるかは毎年異なるので注意してください。

令和6年度:箱ひげ図

令和5年度:確率

令和4年度:度数分布表

問8は角度を求める問題

ほぼ毎年円に関する角度の問題が出題されます。

問9は作図

基本的には中学1年生で習った作図の問題が出題されます。

自分で作図した線と問題で与えられている線の交点が答えになるパターンが多いです。

ここは大問1唯一の6点配点の問題です。

令和6年度:辺上+角の二等分線

令和5年度:周上+垂線

令和4年度:辺上+垂直二等分線

東京都 都立高校入試 数学 大問1で満点を取るためにやるべきこと

東京都 都立高校入試 数学 大問1の配点と出題傾向についてつかんだところで、次は「東京都 都立高校入試 数学 大問1で満点を取るためにやるべきこと」について把握をしましょう。

繰り返しになりますが、受験校にかかわらず東京都 都立高校入試 数学 大問1は満点は最優先課題です。

小問ごとにやるべきことを解説します。

問1~6(計算問題) 計算スペースの確保がマスト

基本的な計算問題はたとえ100題出題されても満点を取る必要があります。

配点が30点と高いことも一つの理由ですが、ここで計算ミスをしてしまう方は大問2以降を処理するための計算でミスをする危険性があることが主な理由です。

必ず満点を取るためにするべきことはシンプルです。

「計算スペースを確保する」これに尽きます。

狭いスペースに計算をしてしまうとそれだけでミスの可能性が増します。しかも見直しもしにくい…

かならずスペースを確保することを意識してください。

それが出来るようになったら、「計算式(問題の式)から書き始める」ことと「途中式を大きく書く、余白も残す(分数は上と下に1行分スペースを確保する)」にも意識を向けてください。

Success

計算スペースを確保する

計算式(問題の式)から書き始める

途中式を大きく書く、余白も残す(分数は上と下に1行分スペースを確保する)

以上に気を付けて必ず満点を取りましょう。

問7(確率・統計) 用語の意味を必ず覚える

問7の特徴は「用語の意味が分からないと解けない」ことです。

例えば。

次の記録の最頻値を求めよ。
次の箱ひげ図の四分位範囲はいくつか。

「最頻値」や「四分位範囲」が何を指すか分からないと解きようがないですよね。

知識不足が命取りになる単元なので、用語の意味を必ず覚えましょう

Success

中央値・最頻値など意味が分かるように

確率は図・表を使って確実に答えられるように

箱ひげ図は四分位数の意味が分かるように

問8(角度を求める問題) 中学3年生の円の問題を完璧に

問8は大問1で一番難しい問題です。

中学三年生の円の単元から、角度を求める問題を完璧にしましょう。

ここは演習あるのみです。

問9(作図) フレーズを作図に変換できるように

文章を読んで作図をする問題ですが、問題文に「垂直二等分線を引いて」のように直接的な指示が書かれていることはまずありません

「2点から等距離」のようなフレーズを作図に変換できるようにしましょう

Success

2点から等距離→垂直二等分線

2線から等距離→角の二等分線

のように日本語の説明を垂直二等分線・角の二等分線・垂線に落とし込めるように

まとめ

100点満点のうち46点が大問1から出題されます。
大問1は対策をすれば安定して満点がとれ、かつ他の大問を解くための基礎にもなっています。
模試や過去問で大問1に不安を感じる人は大問1で満点を取ることを最優先課題にしましょう。

東京都 都立高校入試 数学 全体の傾向と対策はこちら

「東京都 都立高校入試 数学 全体の傾向と対策」では大問1から5についての大まかな説明、61点を取るプランと78点を取るプランについて説明しています。
未読の方はぜひこちらも参考にしてください。

大問1以外の解説はこちら

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