東京都 都立高校入試 数学 共通問題の傾向と対策
こんにちは、林個別指導塾塾です。
今回は東京都 都立高校入試 数学の共通問題について傾向と対策を説明します。
どのような問題が出題されるかを把握して、自習に役立ててください。
試験の概要
試験時間は50分。
100点満点の試験です。
大問5問構成で各大問の内容も毎年ほぼ同じです。
記述問題が2題出題されます。
大問ごとの内容と配点
大問1の簡単な計算問題と大問5の難解な空間図形の問題が同じ配点です。
作図や証明問題は他の問題よりも配点が高めです。
配点が難度によって変わるわけでないことを、ここで把握しておいて下さい。
対策すべきこと
大問ごとに対策を説明していきます。
大問1は満点を確保
7番の統計、9番の作図は人によっては忘れかけているのでは無いでしょうか。
しっかり復習して対策すれば得点できるので、まずは大問1を満点にしましょう。
大問2は2年、3年の1章を復習
大問2は規則性について、数・表、平面図形、空間図形から問われることが多いです。
まずは簡単な証明問題から練習をしてください。
簡単な問題の証明ができるようになったら、入試の過去問、模試の過去問などパターンを多く踏むことをオススメします。
大問3は1次関数と2次関数のグラフを復習
大問3は1次関数か2次関数のグラフ問題。
比較的対策がしやすい大問であると思います。
2点から1次関数を求める方法などおさえておきましょう。
グラフ上の求積問題では等積変形が出来ると◎です。
大問4は証明を完璧に
大問4は平面図形です。
共通問題の場合は多角形が出題されることが多いです。
5年に1回くらいの頻度で円が出題されます。
合同の証明、相似の証明は確実に記述できるように練習しましょう。
大問4のラス問はかなり難しいです。
他教科の対策も一通り終わってそれでも時間的余裕があれば練習する、くらいで良いと思います。
大問5は空間図形
空間図形は、まず演習量を確保することからです。
空間図形の問題を入手しましょう。
大問5は年度によってはあっけなく解ける問題を出題してくることがあるので、空間図形は難しそうだから〜などと言わずに練習してみることをオススメします。
まとめ
大問ごとの傾向と対策を見ていきました。
資料の整理、確率、作図、証明の記述あたりはぜったいに復習をして得点源にしましょう。
都立入試は出題傾向がかなり決まっているので、しっかりと準備をして自分の取るべき点数を確保して下さい。
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