ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 9冊目読了
こんにちは、林個別指導塾です。
今回は自分が読んでいる本についてブログを書きます。
2024年はまだ自分の読んでいない本のジャンルを開拓したいなと思い、日本の古典文学に手を付けています。
古典のテキストは高校の授業か試験くらいでしか読んだことがないし、テキストの出典を気にして読むようなレベルの学生でもなかったので、どの本も実質初見みたいなものです。
源氏物語はある程度古典に慣れてから読みたいな、と思って、なんかタイトルは聞いたことがある気がするなーという本をどんどん読み進めています。
ビギナーズ・クラシックスは初心者にも読みやすい
あまりいかつい本を選んで積んでしまうのも面白くないので、ビギナーズ・クラシックスを読んでいます。
各お話の有名な場面を抜粋して、【訳文】【原文】【解説】の流れで収録されています。
古文は読めないけど内容は気になる、という方にオススメです。
古典を読み進めていっての変化
最初の3,4冊は訳文と解説だけ読んで、こういう話なのか~と雰囲気をつかんで読んでいました。
1冊目は大鏡を読んだのですが、思ったよりトリッキーな設定(100歳越えの老人たちが昔話を語る体で歴史について記している)で、訳文を読んでいるだけでも面白かったです。
ただ、知らない天皇の名前が何回も出てきて、そこはあまり頭に入らなかったです。
だんだん挑戦した意欲が出てきて、5冊目くらいから原文にも目を通すように。
分からない単語や表現が出てきたら、気分がのっていたらスマホで調べて、面倒くさかったら訳文を読んで雰囲気をつかむ、という感じになりました。
同じ作品の中では基本的に登場人物がコロコロ変わったりしないので、敬語が動作主をあらわす、にありがたみを感じるようになりました。
助動詞も「べし」以外はだいたい意味が分かるようになった気がします。
「べし」は苦手意識があるのか、文中に出てくると思考停止に陥ります。
今回は和泉式部日記を読みました。
今回は自分にとって9冊目の「和泉式部日記」を読みました。
日記文学なのに自分が見ていないはずの場面も描写したり、ちょっと独特な作品らしいです。
昔の超有名(らしい)な和歌の初めの五文字だけを引用して自分の感情を表現しているところは、おしゃれだなと思いつつも自分に知識がなさ過ぎてついていけなかったです。
日記文学はほかに、「更級日記」「蜻蛉日記」「紫式部日記」を読んだのですが、今のところ「紫式部日記」がダントツで好きです。
出来れば全部読みたい
ビギナーズ・クラシックス 日本の古典は44冊あるみたいです。
出来れば全部読みたいのですが、あと35冊と思うと先は長いです。